狐狗狸
「狐狗狸(こくり、又はこっくり)」

狐狗狸というのは、皆さんもうご存知だと思います。
今回は昔、私が霊能者から聞いた、一人でやる狐狗狸の正式なやり方を紹介したいと思います。

質問の内容を個条書きにし、整理しておくことが望ましい。

1.身を清める(風呂に入り、あがる時に水をかかるとよい)

2.精神統一(目を半分閉じ、雑念を払う)

3.鳥居の入口のところに十円玉を置き、その上に力を入れずに、自分の右手の人指し指をそえる。

4.「狐狗狸様、狐狗狸様、本日平成○○年○○月○○日、ここ{狐狗狸をしている場所}に、あなた様の座を設けました。どうぞ、降りてきて下さいませ」と、三回唱える。

5.自然に十円玉が動き、「はい」の処に移動したら霊が降りてきていますので、十円玉から手を離さない事。

6.質問を始める。
 一つの質問に一つの答えというように、一問一答形式にする。
 (前の答が出ないのに、次の質問をするようなことはしてはいけない)
 最後の質問の答が出るまで続ける。
 途中で指を離したり、他の事を考えたり、馬鹿にしたりしてはいけない。

7.「狐狗狸様、狐狗狸様ありがとうございました。これからも大切にいたしますので、
 どうぞお帰り下さい、お帰りの時は「出口」へお進み下さい」と三回唱える。

8.自然に十円玉が鳥居の「出口」に行ったならば、そこで手を離してもかまわない。
 別の処へ移動したり、「いいえ」の処へ移動した時は、「お帰り下さい、ありがとうございました」と三回繰りかえし、「出口」へゆっくりと指で誘導し、霊を帰す。

※狐狗狸とは非常に神聖な交霊の儀式であるため、半信半疑や遊び半分で霊を侮辱するようなことはしないこと。
 また、未成年や思い込みの激しい人、また精神を病んでいる人は絶対にやってはいけない。
 質問の答えや狐狗狸交霊法を行ったことによるいかなる結果も、筆者や編者は責任を負わない。
 全て自己責任の上でやってもらいたい。